失敗しない”省エネ家電の選び方【エアコン編】後編

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今回もご紹介しますのは「失敗しない”省エネ家電の選び方【エアコン編】」です。

 

前回は部屋の大きさ、日当たりなど適用されたエアコン選びについてご紹介しました。 今回は最新エアコンについて。最新エアコンの注目機能はズバリ「センサー」と「気流制御」。センサーで部屋の中にいる人の場所や運動量までを把握し、気流制御で適切に冷風/温風を送り出します。こうした製品が特に威力を発揮するのは、お子さんやお年寄りがいるご家庭。活動量が多く体温の高い子どもと、急激な体温の変化に弱いお年寄り、同じ部屋にいても、それぞれに最適な温度の風を送り届けてくれるので安心です。ユーザーの側で温度を上げたり、下げたりする必要もなくなるため、結果として消費電力も大きく減ります。

 

その上で、消費電力を減らす工夫としてこまめな清掃が挙げられます。「COOL CHOICE」では、2週間に1度、こまめにフィルターの清掃をすることを奨励しております。フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2kW、6畳用モデル)とフィルターを清掃したエアコンで比較すると、それによって年間863円の省エネが実現できます。しかし、実際問題、忙しい人にはかなり難しい話ですよね。そんな方にはフィルターの「自動清掃」機能を備えたエアコンも検討する価値があるでしょう。また、フィルターだけでなく、熱交換器やファンなどの内部機器清掃にも対応するモデルなら、エアコン1台あたりの室内機清掃にかかる費用の一例では、業者に頼むと1回あたり1万円程度かかる清掃も自動でやってくれますから、費用的にもさらにおトクです。

 

こうした製品は少々割高なのですが、長い目で見れば電気代も下がりますし、何よりエアコンは体調にダイレクトに作用する家電ですので、できるだけ良いものを選んでほしいですね。健康のほか、美容という面でも効果大、ですよ!きちんとお手入れをすることで長く正しく使うことができ、また、電気代の節約や省エネにもつながるエアコン選び。最近は様々な機能もついてどれがいいのか迷ってしまいますが、正しい使用方法で快適な生活を手に入れたいですね。エアコンの寿命は一般的に10〜13年と言われています。メーカーのパーツ保存期間が製造終了から9年間(エアコンの場合)と定められていることを考えると、「COOL CHOICE」「5つ星家電買換えキャンペーン」でも推奨しているよう、購入後10年経過したあたりで買換えを検討し始めてほしいですね。

 

「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。未来の地球のために、「COOL CHOICE」に賛同して、できることから始めてみませんか?詳しくはクールチョイスのホームページをご覧ください。

 

みんなにとどけ!みんなで広げよう「COOL CHOICE」次回も是非お楽しみに!藤井尚子でした。

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