暖房が効きすぎた部屋にいて「なんだか頭がクラクラする」なんていう経験はないですか?
外の寒さに負けないように、あたため過ぎた部屋に長時間いると、頭がのぼせたような状態になってしまうことがあります。「じゃあ、服を脱げばいいんだよね」と、Tシャツ一枚になるのは賢い選択とは言えませんね。
室内には温度計と湿度計を置き、室温を20℃にして、適切な湿度(目安としては40〜60%程度)を保つように気を配ることが、ポイントです。室温20℃であれば、頭がのぼせてしまうなどということも起こりにくくなります。
また、暖房が効き過ぎた部屋に長時間いると、熱中症に似た状態になってしまうことがあります。汗をかいている自覚がなく、からだの水分が不足してしまうということも。さらに、外気との気温差が激しすぎると、寒暖差のストレスが自律神経の不調などに結びつくことがあるともいわれています。暖房の効かせ過ぎには要注意。ウォームビズで、室温20℃を心がけ快適な冬を過ごしてくださいね!
そして、元気な自分を作るべくおすすめの運動法があります。
オフィスや家庭で適度な運動を心掛けることは、寒い季節を快適に過ごすためのポイントです。
「運動しよう!」と心に決めて、フィットネスジムに通い始めたり、早起きしてジョギングを! と意気込んで、三日坊主になってしまった……、という経験はないですか? 頑張りすぎて続かないのでは、あまり意味がないですよね。
そこで、おすすめしたいのが「できるだけ階段を使う」ように心掛けることです。
たとえば職場などの建物で、2〜3階分の移動にはエレベーターではなく階段を使うようにしてみてはいかがでしょうか。階段の上り下り、とくに「上りは平らな所を歩く場合の3倍ほどの運動量になります。
ジョギングとほぼ同じくらいのエネルギーを消費すると言われていますよ。
また下半身、とくにふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれ、全身の血行をよくするために大切な働きをしています。階段を利用すると、ふくらはぎなどの筋肉を効果的に使うことができ、血行を改善する効果が高いと言われます。
エレベーターの使用を控えることは地球温暖化対策にもつながります。省エネできて、健康のためにも効果あり。階段を使ったウォームビズを実践してみてくださいね!
●オフィスなどで2〜3階程度の移動には階段を使う。
●ひと駅程度の距離は積極的に歩く。
●椅子に座っているときも正しい姿勢を保つ。
●休憩時などにストレッチなどの軽い運動をする。
こうしたことを実践することで、血行が促進されて、体温が上がりやすくなります。そして、軽い運動ではありますが、これらの積み重ねが運動不足解消にもつながることでしょう。
ぜひウォームビズを実践してくださいね!
「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。
未来の地球のために、「COOL CHOICE」に賛同して、できることから始めてみませんか?詳しくはクールチョイスのホームページをご覧ください。
みんなにとどけ!みんなで広げよう「COOL CHOICE」次回も是非お楽しみに!藤井尚子でした。
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