広島県環境保健協会 VOL.2

Coverage

FMはつかいちでは環境に優しい、地球に優しい取り組みを行っている企業・個人の方にお話をお聞きしています。

今回は広島県環境保健協会、地域活動支援センター・脱温暖化センターひろしまのセンター長、上田康二さん第2弾です。

連携して活動する地球温暖化対策地域協議会

県内には26の地球温暖化対策地域協議会(TEAM)があります。

TEAMはそれぞれの地域で、小学校での出前授業、公民館での学習会などを行い、地球温暖化のメカニズムや、どんな防止活動ができるかということを伝えたり、市町で開催されるイベントに出展して、省エネ診断や地球温暖化防止活動をPRする普及啓発活動をしています。

緑のカーテンの普及、環境家計簿記帳運動、エコドライブの推進、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進、ゴミ減量や資源化、地産地消、エコクッキングの推進など、地域にあった形で取り組んでいます。

脱温暖化センターひろしまはTEAMの活動を支援する機関です。
個々で活動しているとどうしても規模が小さくなってしまうので、一緒にグループでやりましょうと声をかけています。

3か月の省エネ活動を電力消費量で確かめる世帯を増やす「光熱費節約大作戦」では、8TEAMが参加。
保温調理でガスや電気を節約する「エコクッキング普及活動」では4TEAM、水田農家と一緒に取り組む「もみ殻クン炭拡大プロジェクト」には3TEAM、地域の省エネがどれくらい進んでいるか家電の買換え状況を把握しながら普及を図る「冷蔵庫調査2019」には7TEAMが合同で、というふうに連携して活動を実施しています。

地球温暖化防止活動推進員の養成

脱温暖化センターひろしまでは、地球温暖化防止活動推進員の養成も行っています。

新規推進員養成向けとして、温暖化と防止活動に関わる基礎知識、取り組む事業の計画、実践、報告といった内容の研修を実施。
すでに県知事から委嘱状を交付されている251人の推進員には、ステップアップ研修として、事業の刷新、新規事業計画、広報・ツール作りなどを学んでもらいます。

平成16年からずっと活動を続けている推進員は約50名。継続できるよう一人ではなく、グループで活動することを勧めています。これだったらみんなでできそうだというアイディアを地域で生み出し、新しいメンバーを増やしていく。それが活動をさらに広げると考えています。

ネットワークでひろがるうちエコ診断

家庭の光熱費(電気代、ガス代、水道代)や、お湯の沸かし方などを細かく聞いて、一番エネルギーを使っているのはどこかを明確にし、そこからできそうな省エネ活動を診断士がアドバイスする「うちエコ診断」。
診断士や推進員からうちエコ診断の話を聞いて、興味を持ち受診した人が、住んでいる地域でも実施して欲しいということで、その地域に診断士が出向いて行ういい例が増えてきています。

イベント会場での診断もできますが、あらかじめ調査票に記入していただくと、コンピューターに入力・準備ができるので、より丁寧な診断ができます。どこにでも診断士を派遣できる体制を整えています。

 

上田さんのクールチョイスは?

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FMはつかいちで放送されました


広島県環境保健協会
住所/広島市中区広瀬北町9-1
電話番号/082-293-1512
ホームページ/https://www.kanhokyo.or.jp/

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