株式会社マエダハウジング VOL.2

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FMはつかいちでは環境に優しい、地球に優しい取り組みを行っている企業・個人の方にお話をお聞きしています。

今回は株式会社マエダハウジング、代表取締役の前田政登己さん第2弾です。

耐震と断熱に焦点をあてた性能向上リノベーションのブランド「住こや家」

(株)マエダハウジングでは耐震性能アップ、高い断熱性を追求したリノベーションブランド「住こや家」を展開しています。

大地震に備え、耐震等級3をリフォームで実現する

地震大国の我が国において、近年多発している大地震で建物の倒壊により多くの死者が出ています。

2016年の熊本地震の際、現地に視察に行った前田さん。
特に被害が大きかった益城町では、余震本震と震度7が2回観測されました。
震度7の連続発生で甚大な被害が発生した中、耐震等級3で設計された新築住宅16棟のうち、14棟が無被害、2棟が軽微な被害におさまり十分住める状態であることを知り、耐震等級3の家づくりに力を入れていかなければならないと感じたといいます。

耐震等級には1~3段階があり、耐震等級3が最高等級となっています。
通常耐震等級1(一般住宅)であれば、震度7でも倒壊しないと言われていますが、築30年40年の家を診断すると、0.5レベルの、震度7クラスがきたら即倒れるような家がまだまだ多いのが現状です。
耐震等級2が学校や病院など、避難所となる建物の耐震レベル、耐震等級3となると消防署や警察署など、防災の拠点となる建物のレベルです。そのハイレベルな耐震性能を、新築ではなくリフォームで実現しようと挑戦しています。

高確率で発生が予想されている南海トラフ地震や首都直下型地震以外に、熊本のように特に心配されていなかったような地域でも、地震が起こる可能性はあります。日本において住宅の地震対策は避けて通れない課題です。

耐震リフォームというのは費用が高くつくイメージがありますが、リフォーム自体というより内装や水回りを撤去して復旧することにお金がかかります。前田さんは内装など全面リフォームするときに耐震リフォームを取り入れることを勧めています。

家計に優しい地球に優しい、高い断熱性を持つ住宅

前田さんは温かい部屋から寒い廊下やお風呂に行ったりと急激な寒暖差でおきる血管事故、ヒートショックについて懸念しています。
家の中での死亡事故は交通事故より約5倍も多く、その大半をヒートショックが占めています。
古い住宅基準で建てられている日本の多くの住宅では、ヒートショックや熱中症の危険性を抱えながら、局所的に冷暖房器具を設置することでしのいでいるのが現状です。

夏は涼しく、冬は暖かい省エネルギーな住宅を実現するため、HEAT20(2020年を見すえた住宅の高断熱化技術開発委員会)が指標としている「G1」「G2」の基準があります。
(株)マエダハウジングではより高いレベルのG2にチャレンジしています。

外気温の影響を受ける一番の原因が窓。冬場の室内の温かい空気の50%は窓から逃げ、夏の暑い外気の70%が窓から入るといいます。窓ガラス自体は二重三重で断熱性がよくなっているものの、日本の住宅の大半が大量に安く購入できる断熱性能の悪いアルミサッシを使用しているため、樹脂サッシに変えていくよう努力しています。

断熱性能がアップすると暖房器具の使用をおさえることができ、光熱費削減につながります。断熱工事に初期費用がかかったとしても、ランニングコストを考えると結果的に家計に優しく、また地球のエネルギー問題面からも効果が高い取り組みです。

前田さんのクールチョイスは?

広島の家を断熱する!

FMはつかいちでも放送されました


株式会社マエダハウジング
住所:広島市中区八丁堀10-14 八丁堀マエダビル
電話:082-511-7552・0120-164908
ホームページ:https://www.maedahousing.co.jp/

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