ひろしま自然学校研究員花村育海さん vol2

Coverage

 

今回は前回の放送につづき、特定非営利活動法人ひろしま自然学校研究員でいらっしゃいます花村育海さんにお話を伺いします。

 

ひろしま自然学校一押しのプラグラム①

ひろしま自然学校では森を育む、そして森で遊ぶ、人を育むという三つの柱の元いろいろな事業を展開されていると前回の放送ではお伺いしました。様々なプログラムを提供されている中で特に一押しの環境に意識をしたプログラムを教えていただけますか。
一押しの活動が2つありまして、1つめが夏の分校1/2ヶ月っていう活動です。先日お話しした森の学校ではなくて地域の廃校になった小学校を使って地球派塾っていう名前をつけて行っているんですが、小学クオ4年生から中学生までの子達が集まって14泊15日を受け入れて行ったりしています。
長期のキャンプですね。
長期キャンプでやっているんですが、自然の中での体験とか暮らしもすごく大事にしているんですが、子ども達の自主自立みたいなところも大事にしていて、前半はスタッフからこういう遊びをしようとかプログラムを立ててやるんですが、後半は子ども達がやりたいこととか実現したい事みたいなのを子供たちから提案して企画してやっていく自立というところを大事にしています。
それは長期のキャンプだからこそ出来るような、だんだん子ども達の成長があって最後自主的に動けるようになったりとか変化も見られますね。
そうですね。一番変化が見られるのがこのキャンプかなと思います。
いろんな体験があってまた自然体験っていうのはどういうことされるんですか?
暮らしの中での体験が多くなるんですが、地域に出かけてお野菜を頂いてそれを料理したり、川に遊びに行ったり釣りに行ったりしてですね魚を釣ってきたりして自分たちで調理してみるとかですね。山菜を採りに行ったりしていうのもありますね。
自分達の力で森で食料を集めたり、川で魚を捕まえたりだとか、そういう自然に関わりながら、自分て自然とともに生きているんだな、生かされているんだなと感じることができますね。この活動の中で地域の方との交流もあるんですか?
そうですね。やっぱりご高齢の方が多い地域なんですがやっぱり子供たちの声が夏休みにいつも聞こえると、寄ってくださる方もいたりします。分校ということで学校でやってるんですけど、校長先生は地域の方になって頂いて、修了証とかも渡していただいてます。
子ども達も楽しい思い出になりますね。今年の夏を開催されたんですか ?
今年は実はコロナの影響とかでできなかったんですが、ずっと長いことをやってる活動なのでまたできればいいなと思っています。

ひろしま自然学校一押しのプラグラム②

もう1つの一押しアースキーパーっていうのはどういうものなんですか?
アメリカに本部がある地球教育研究所というところが作っているプログラムなんです。4つの段階がありましてKYESってなってるんですけど、K・Y・E・Sっていう4つの段階でKは、ナレーと言って知るっていうところで、地球の生態学概念、例えば自分たちの手が動くのはなんでなのか。太陽の光のエネルギーのなれはてで動いてるみたいなのを学ぶんです。太陽の光のエネルギーが地球に届いて伝えるエネルギーにするのが、光合成で植物がエネルギーにしてくれます。わたしたちはそれを食べたり、それを食べる動物を食べたりしてエネルギーの受け渡しが起こって動けているんです。それを森での体験で伝えたり、知識のところだけじゃなくてと触れ合うことで、地球への愛着を育むっていうところです。
3つ目は Yourself って自分自身の行動なんですが、実際に子どもたちがその知ると体験の活動をして、帰ってじゃあ自分たちには地球に何ができるのかっていうことで、例えば電気を消すとか、節水するとかいうチャレンジが一か月ぐらいあります。3つめの鍵がもらえます。
4つ目がは シェアリングということで、 子ども達が実際に学んだこととかを周りの人にシェアするというのが4つの活動ですね。

 

なるほど。ここで皆さんと学ぶだけでなく、そのプログラムが終わった後一ヶ月間自分自身生活の中で見直しを行って環境を意識した行動をとる。そして身近な人に学んだことを伝えるシェアするというところまでが、もう長期のプログラムですね。
そうですね。3ヶ月かかるプログラムですね。

でも子供達が家に帰って自分のお父さんお母さんにこういう知識を伝えるっていうのは、子どもたち自身にとっても教えてあげてるっていう喜びと、そしてお母さんお父さんからしても子どもたちに言われた事って、ちょっと自分たち意識できてなかったとか見直すきっかけになりますよね。

そうですねそういう子が多いみたいで、2泊3日でそのKとEの活動をするんですが、何でお母さんこれやってないのとか。お母さんこれリサイクルやらないととか。一か月チャレンジしてるみたいですね。
実際に参加されてみた方の声も聞きたくて、あの子どもたちの反応っていうのはどうですか?
子どもたちは純粋でしっかり学んで帰るというか、シェアリングのところですごいなーっていつも思うんですが、やっぱり一回聞いただけだとなかなか伝えるまでできないと思うんですけど、しっかり覚えていて親御さんとかにしっかり教えてあげたりしてますね。
大人の方はいかがですか?
大人の方のほうが意外とこの概念がすっと入ってきづらいみたいです。学校とかで光合成と食物連鎖とかって色々習うと思うんですけど、生きてる中で全部がつながっているんですけど、そこがなかなか繋がるのが難しいみたいで大人の方が時間がかかるかなと思います。
反応のち外がありながらも、参加することによって環境意識するきっかけになったり、どうしても環境に優しい行動をして電気を消さないといけないんだとかどうして水を節水しなければいけないんだっていう元々の理由の部分も学べるっていうのが魅力なんですね。
そうですね。皆さんされていると思うんですよね。電気を消すとか、水を締めるとか。やられていると思うんです。なんでそれをしないといけないのかというところが伝わるといいなと思いますね。
また自分の肌で感じて、友達と仲良く自然体験で学んでそれをシェアして、だんだん環境への意識が小さい頃に身につくと大人になっても、自分の子供に伝えてあげられたりだとかありますので、いろんな体験できるのはすごく素敵なことだなと思いました。

花村さんのクールチョイス

最後にお話を伺いしたいのですが、花村さんご自身の環境意識したクールチョイスを教えていただけますか。
いろいろあるんですが、アースキーパーをやり始めてたまになんですけど、お弁当を作ってます。毎日作られてる方もいらっしゃると思うんですけどやっぱりコンビニのお弁当とか職場の近くお店がないので、コンビニとかで買ってくるのが主なんですが、やっぱりゴミを出さないとかっていうのを意識してもお弁当を作ったりもしてます。
お茶もなるべく・・・
水筒だったりもします。
ペットボトルのゴミを出すこともなくなりますもんね。
ついつい買って飲むこともあるので、やっぱり水筒は意識してやってます。
ゴミを出さない地球にやさしい環境にやさしい行動認識されているということですね。素敵な クールチョイスもお伺いすることができました。

さてここまでは前回の放送に続き特定非営利活動法人ひろしま自然学校研究員の花村育海さんにお話お伺いしました。

 

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