中国電力株式会社 廿日市営業所 VOL.2

Coverage

FMはつかいちでは環境に優しい、地球に優しい取り組みを行っている企業・個人の方にお話をお聞きしています。

今回は中国電力株式会社の所長、熊丸祐次さん第2弾です。

家庭で電力を効率的に使用していただくための取り組み

効率的な電気の使用のため、スマートメーターを導入することがひとつの目安になります。
スマートメーターとは、通信機能を利用して30分単位で電気の使用量を収集できる電気メーターのことです。
これまでは電気の使用量を把握するため、毎月検針員がお客様宅の電気メーターの使用量を目視で読み取っていましたが、スマートメーター導入で自動的に検針ができるようになります。導入に費用はかかりません。

スマートメーターで収集した30分単位の電気使用量をお客様自らが確認することができるサービスや、住宅のエネルギーを管理する機器(HEMS)等への電力メーター情報発信サービスを行っています。

「HEMS」とは「Home Energy Management System(家庭用エネルギー管理システム)」の略で、住宅内で使用する照明、エアコン、調理機器等の家電製品と、太陽光発電システムなどを利用してエネルギーを作り出す発電機器、蓄電池や電気自動車(EV)などを利用してエネルギーを蓄積する充電機器をネットワーク化しコントロールすることで、居住者の快適さを維持しつつエネルギー使用量を削減する(電力使用の最適化を図る)ことを目的としたシステムです。

HEMSは様々なメーカーが商品を開発しており、有料での導入になりますが、これにより効果的な省エネ・節電に取り組むことが可能となります。

中国電力は2015年10月からスマートメーターの設置(電気メーターの取替)を開始しており、2023年度末までにサービスエリア内のすべての低圧契約のお客様に順次設置していくことになっています。

電力供給を行う会社が使命感を持って向き合う災害

台風・豪雨・雷雨・地震・大雪など災害となる要因は様々ですが、近年は大きな災害に毎年のように襲われています。

2018年は西日本豪雨災害に見舞われ、中国電力エリア内で大きな設備被害を受けました。

廿日市営業所エリアにおいては大きな設備被害はなく、何か所か停電も発生しましたが、翌日までには全て復旧されました。

広範囲にわたって大きな被害を受けた呉・東広島・坂・矢野地区へは、廿日市営業所からも応援派遣し早期復旧に努めました。

大規模災害時、電気の早期送電に力を発揮するのが発電機車。
電気を発電する設備を車に装備したもので、停電復旧に時間がかかりそうなエリアに配備し、仮に電気を復電させるためのものです。

1台あたりの発電容量は限られているため、大容量、広範囲に仮送電するためには、多くの発電機車が必要になります。
自前の発電機車だけで間に合わない場合、他の電力会社所有の発電機車で相互に応援しますが、西日本豪雨災害においても、中部・北陸・関西・九州の電力会社からの応援がありました。

また逆に同年、台風や地震により大きな被害を受けた関西電力や北海道電力、2019年は東京電力(千葉市)へ向けて、中国電力から発電機車と多くの応援部隊が派遣されました。

近年最も恐れ、そして最も使命感を高く持って大規模災害に対応しています。

熊丸さんのクールチョイスは?

省エネ機器への取り替え!

FMはつかいちで放送されました


中国電力株式会社 廿日市営業所
住所/広島県廿日市市串戸6-5-12
ホームページ/http://www.energia.co.jp/

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