中国電力株式会社 廿日市営業所 VOL.1

Coverage

FMはつかいちでは環境に優しい、地球に優しい取り組みを行っている企業・個人の方にお話をお聞きしています。

今回は、中国電力株式会社廿日市営業所、所長の熊丸祐次さんです。

中国電力株式会社(廿日市営業所)の仕事について

中国電力は主に中国地方の家庭や工場などに電気を届けている会社です。
廿日市営業所は、廿日市市、大竹市、広島市佐伯区の3行政区域を担当しています。
中国電力の最大の使命は電気の安定供給。
家庭や工場などに電気を安定的に届けることが、地域社会の成長・発展につながるものと信じ、お客様からの信頼を喜びとし日々の業務に取り組んでいます。

電気の安定供給のために行っていること

電気の安定供給のため、まず停電しないよう日々設備の巡視点検を行っています。
故障しそうな設備や停電しそうな箇所を見つけ、故障する前に、停電する前に改修するよう、停電の未然防止に努めています。

廿日市営業所が管理している電柱は約47,000本。
これらの設備を定期的に(現在のルールでは最低でも2年に1回)点検しています。

屋外の設備であるため、台風や雷、太陽の紫外線、飛来物などによる自然変化や経年により劣化していきますが、その劣化度合いを巡視点検で確認し、停電が発生する前に改修するようにしています。

また停電が発生した場合においても、早期に不具合箇所を発見・改修し,1分1秒でも早く復電させるよう対応に当たります。

祝日、夜間、お盆、お正月関係なく24時間365日、停電発生時には早期対応を行います。
そのための体制整備や日々の作業訓練・復旧訓練などにも取り組んでいます。

宮島も管轄エリアですが、社員は常駐していません。停電の場合はフェリーに乗って復旧作業に向かいますが、台風の時はそのフェリーが欠航してしまうため、天気予報に注意しながら台風が近づく前に人を派遣し、停電になった時に対応できるようにしています。

お客さまから電気の申込みがあれば、ご希望に沿えるように設備を作る必要があります。

周りに電気が来ていないような場所に新たに家や工場を作る場合、そこまで電線を伸ばしていく必要があります。
そのために電柱を建てたり、電線に接触する樹木があれば伐採したり、土地や樹木を所有している地権者の方に了解いただくための協議を早期に行います。
設備を作るための設計を行い、工事会社に発注し、お客様が要望する期日までに電気を送り届けられるように工事を計画するといったことも行っています。
これらも安定供給のための大切な取り組みです。

現在廿日市市において「新機能都市開発事業」が進められていますが、この事業についても当然電気が必要であり、事業スケジュールに合わせて電気を供給できる設備を構築していく必要があります。具体的にはこれからですが、市と連携を取って進めていくよう考えています。

※新機能都市開発事業についてhttps://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/uploaded/attachment/20700.pdf

環境への負荷を減らす取り組み

中国電力はエネルギーに携わる企業として、お客様の生活に不可欠な電気を、安くかつ安定的に供給するとともに、事業活動に伴う環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。

「中国電力グループ環境行動計画」を策定し、地球温暖化問題への対応や循環型社会の形成などの環境問題の解決に向けた取り組みを経営の重要課題として位置付けています。

※「中国電力グループ環境行動計画」の概要についてhttp://www.energia.co.jp/assets/press/2015/p151222-1.pdf

中国電力(株)廿日市営業所としての具体的な取り組みとして、太陽光発電などの申込みがあったお客様が発電した電気を、中国電力の電気系統に接続するための検討や設備構築について、お客様の希望にできるだけ応えられるように努めています。

電気の安定供給のために社員全員、使命感を持って取り組んでいます

FMはつかいちで放送されました


中国電力株式会社 廿日市営業所
住所/広島県廿日市市串戸6-5-12
ホームページ/http://www.energia.co.jp/

コメント

タイトルとURLをコピーしました