社会福祉法人佐伯さつき会 VOL.1

Coverage

FMはつかいちでは環境に優しい、地球に優しい取り組みを行っている企業・個人の方にお話をお聞きしています。

今回は、社会福祉法人佐伯さつき会さいきせせらぎ園、施設長の岩本聖子さんとゆうわせせらぎ園、所長の山崎文江さんです。

社会福祉法人佐伯さつき会の仕事内容

社会福祉法人佐伯さつき会は、高齢者の方が住み慣れた地域でやすらぎに満ちた毎日が過ごせるよう、特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、グループホーム、ケアハウス、ショートステイ、訪問介護、デイサービスなどの福祉サービス全般を行っています。

「新ゴールドプラン」のもと、建物すべてが補助金で建設されています。

※新ゴールドプランとは(Wikipediaより)
高齢化が当初の予想を超えて急速に進んだため、1994年に全面的に改定された新ゴールドプラン(高齢者保健福祉5ヵ年計画)が策定された。2000年4月の介護保険制度による需要増加に対応するため、在宅介護強化の数値目標として、ホームヘルパー17万人確保、訪問看護ステーション5000箇所設置などを掲げた。

佐伯さつき会が掲げる環境理念について

「社会福祉法人佐伯さつき会は、緑に恵まれた美しい自然の中で、利用者をはじめ、地域からも愛される、介護福祉施設を目指しています。快適で安全で安心な環境づくりに取り組み、サービスの向上に努めていきます。」を環境理念に掲げ、

1.環境に関わる、法規や法令を順守します。
2.省エネルギー・省資源を推進し、二酸化炭素排出量を削減します。
3.環境に関する意識向上のため、職員に周知します。
以上を環境方針に、環境コンサルタントの指導のもと環境対策を行っています。

地域で包む温かい介護

佐伯さつき会では、市民センター、集会所、小学校など地域の施設に出向いて、福祉について、認知症について広く知ってもらえるよう努めています。

認知症サポーター養成講座では小学校に出向いて、寸劇を行っています。
佐伯さつき会の職員はもちろん、市役所の支所の方、社会福祉協議会や地域のボランティアの方たちが、
認知症の方が「ゴミを出す曜日を違ってしまった」「物を取られたと誰かを責める」など、日常にありそうなことをテーマに分かりやすくおもしろく演じ、周囲の人はどのように対応したらいいのかを伝えます。

目を輝かせて寸劇を見た子どもたちから
「スーパーで認知症の人に出会ったらどうしたらいいですか?」
「困っている人がいたらどうしたらいいですか?」
と、いろいろな質問があがります。

他にも、認知症予防のための頭の体操や、おすすめの紙パンツの紹介を行ったりなど、幅広く福祉・介護のことを相談してもらえる場所でありたいと考えています。

「地域の高齢者は地域で大事にしたい」という想いを大切に、高齢者に優しい地域づくりができるよう取り組んでいます。

職員が徹底して取り組むゴミの分別

環境自主行動計画に基づき、「ゴミの排出を抑え、ゴミにしないリサイクルへのエコな工夫をする」「再生紙などの再生品の活用」のため、施設内において、ゴミの分別がきちんとできるよう周知しています。

旧佐伯町時代から施設のある地域はゴミの分別に厳しく、透明のゴミ袋を利用し、再生できるゴミとそうでないものをきちんと分けていたため、その流れで行っています。

半数が廿日市市外の職員ですが、廿日市のゴミの分別の仕方が分かるようにしています。

施設内にはゴミの収集所があり、そこに集められたものを用務員さんがきちんと決まり通りに捨てられているかをチェックし、再仕分けした後、直接はつかいちエネルギークリーンセンターに持ち込みます。

どこの部署・現場から出たゴミか分かるので、間違った出し方をしている場合はその部署へ注意を促し、養護老人ホームやケアハウスの利用者の方にも分別の協力をお願いしています。

紙おむつを捨てる場合、ウイルスなどの感染や臭いを防ぐため、新聞紙で包んだりビニール袋に入れて捨てていましたが、専用のパックテープでおむつをひとつずつ密封パックする、エコムシュウという処理機を導入しました。
臭いをおさえることができるため、消臭スプレーの使用が減り、スプレー缶の処理のわずらわしさがなくなりました。

再生できるものとそうでないものをきちんと分け、無駄にゴミにしない仕組みを徹底することでCO2排出の削減につなげています。

高齢者の方が住みなれた地域で安心して過ごせるよう取り組んでいます

施設全体でゴミの分別を徹底しています

FMはつかいちで放送されました


社会福祉法人佐伯さつき会
住所/ 広島県廿日市市津田854番地
電話/0829-72-2700
ホームページ/https://www.saikisatsukikai.jp/

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