Cool Choice 今回は前回の放送に続きハンクラデザイン代表の島谷将文さんにお話を伺いします。
クライアントの要望に合わせた空間デザイン
そうですね。冬は扉を閉めれば空調効率も上がりますし、夏は開け広げてあげれば風も通りやすい空間になるのでそういう風に季節に合わせて変えれるようなコアプランにしました。
昔の人達はほんとうにすごいと思いますね。影の作り方であったりとか、光の取り入れ方とかそのへんから学べる事ってすごく多いと思うので、意識しながらデザインに組み込んでいます。
人が変わる条件
そうですね。人を変えるには環境を変えるのが一番早いというか、空間を変えることで人って結構変わるのだなっていうことが今まで作ってきた住宅の中でもあったんです。例えば、引っ越しして今まで旦那さん掃除全然しなかったんですけど、引っ越ししてあの住まいが変わったらすごく綺麗に掃除するみたいなことを聞きましたね。
環境的に変えれるところを増やしたいなと思っています。今福祉とか去年ちょうどデイサービスをさせていただいたんです。デイサービスとかそういう福祉の空間って結構法的に決まった部分があるので、その辺で設計ができているんですけど、もう少しそこを使う人たちの環境を良くするために何かもっとできることがあるんじゃないんかなと思っています。福祉とか教育のところでデザインを取り入れてよくしていければなと思ってます。
通常だったらあのデイサービスとかよくあると思うんですけど、やっぱ行き止まりの空間が結構多かったりとか廊下がだだっ広かったりとか空間的に過ごしやすいというよりかは決められたあの形にはなっています。行き止まりがないような空間にすることで、例えばの大広間に行こうかなっていう人も行き止まりになっていると行かないといけないっていう状態になっているので、なかなかもにたどり着けないですけど行き止まりなくすことで、通り過ぎれたりするのでそういう風に行き止まりをなくすことで、結構人の流れって変わってくると思うので意識してデザインしました。
そうですね。おじいちゃんおばあちゃんだからといって和が好きとかついた感じとかではなくって、カフェみたいな空間であったりとか、おじいちゃんがバーしたいみたいな話もあったりしたので、バーカウンターみたいな場所を作ったりとか、おじいちゃんおばあちゃんだからといってなんか僕らが決めつけはよくないと思いました。
このプロジェクトは環境デザイナーさんから紹介でやったんです。
僕ら空間デザイナーは、空間のことを設計していくんですけど、環境デザイナーさんは実際のそこを使われる方がどういう風な行動をしたりとか、どういうことをやったら喜ぶか、すごい細かいところまで設計できる方がいて、その方から紹介していただいてやった仕事ですね。
島谷さんのクールチョイス
今自宅を購入しようとしていて、事務所をなくして自宅兼事務所にしようかなと思っています。後はスタッフも仕事を遠隔でなるべくやる様にしてます。5月にリモートでもやったんですけど、全然できたのでリモートでやって行こうかなと思ってます。
住まいが住まいだけじゃなくて、もっと多様でもいいなと思っていて、例えば空間デザインて味わえるところがないので、そういう場所を作りたいなと思っていて、今僕たちが住んでいるところが泊まれるようになったりするとかお客さんが泊まっている時は、僕らがワーケーションでどこかで仕事したりとか。住まいが住まいだけじゃなくて、多様な場所になればいいのかなとは思っています。
そうですね。
今回は前回の放送と続いてハンクラデザイン代表の島谷将文さんにお話を伺いしました。
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