特定非営利活動法人キッズ NPO 理事長としてお話を伺いしました。今回は社会福祉法人にこぷらす理事長としてお話を伺いします吉本卓生さんです。
社会福祉法人にこぷらすが運営する串戸保育園について
公私連携型保育所っていうのはどういうことなんですか?
地域の中で今までされていた保育を引き継ぎ、そして吉本さんは以前から自然体験なども大切にされていましたがそういった要素も入ってくるんですかね?
来年の春4月からの開園となるんですか?
園児さんの募集はいつから始まるんですか?
広島県と廿日市の木材を使用した保育園
そしてこの新たな串戸育園建築を進める上でこだわりがたくさんあったんですよね。
これはどういった想いからなんですか?
木造の建物は子供のストレスの緩和がだったり、精神状態を安定させたりリラックス効果があってそういう面もありますし、遊び方もあの集中ができたり集中して遊べたりとか、木肌に触れることで五感を刺激してもらえるいった面でとってもいいなと思って木造にこだわってます。健康面についても調湿効果っていうのが木材を入れることであるんですけど、その調湿効果でインフルエンザ等の減少傾向が見られたという研究もされている、一番はやっぱ自然を大切にするっていうそういう気持ちが養えるってのが木造の建物かなと思っております。
またこの床を素足で歩くこともできるんですよね。
そうですね、素足で無垢の木を使うので、柔らかくて足の負担も少なくて子ども達も遊びやすい床になると思います。
そして地元廿日市、広島県の木を使っているということで、木材の運送にかかるco2の削減にも繋がりますし、環境にも優しいポイントの1つだなと思いました。そして地産地消もすごく大切ですよね。
そうですね。地産地消も大切だと思いますし、あと地元の工務店や企業の方もしっかり関わってもらってますし、宮島高校の高校生のその建物が建つまでが教材になるみたいなので実は宮校生も少し関わってもらってます。
多くの地域、地元の方が関わっていらっしゃって、この保育園で学ぶ子どもたちもですが、保育園とともに地域の皆さんも盛り上がっていくという図がありますね。
薪ストーブは火を使うんですけど子ども達に本物の火を体験してほしいなという思いで設置しました。
薪の準備とかそういったものも大変なんじゃないですか?
そうですね。薪の準備は本当に一年かけてとっても大変なんですけど、保育園のお父さんとか、先生達と協力して薪の準備して行きたいなと思っております。
またこれがコミュニケーションの1つとして大切になってくると思いますが、また薪ストーブってなると火を使いますよね。危ないだとかちょっと危険なんじゃないかなという面ではどうですか?
危ないと思います。火傷もすると思いますし、すいばりも刺さってしまうかもしれないんですけど、危ないとか痛いとかの経験することで生きる力っていうのを組んでいきたいなと思っております。
薪ストーブ、化石燃料と比較すると環境に与えるco2の影響が少ないということもありエコですし、遠赤外線の効果で身、芯から暖かくなりますよね。
そうですね。本当に体の芯から暖かくなります。
またこういった体験が子どもの成長にもつながるということで、薪ストーブの導入、すごくこだわりを持たれているということです。また地元の木を使うことによって、地元の森を育てていくことにもつながるということです。
吉本さんのクールチョイス
最後にお伺いしたいんですが吉本さん自身のクールチョイスは何でしょうか?
実は僕も家でも薪ストーブを使っていることです。
これは何年くらい前から使われてるんですか?
今新しい家が建ってからなんで、三年目ですかね。
冬場はエアコンはどうですか?
エアコンは使いません。
これ実際に薪ストーブを使って3度冬を越されてみてどうですか?
ほんと汗がでるくらい暑くなります。
薪の準備の面ではどうですか?
ほんと薪の準備が大変なんですが、子どもにも手伝ってもらいながらコミュニケーションを取れるいいきっかけになるんじゃないかなと思ってます。
環境に優しいのはもちろん、家族お子さんとのコミュニケーションの場にもなっているということで素敵なクールチョイスをお伺いすることができました。
ここまで社会福祉法人にこぷらす理事長吉本卓生さんにお話をお伺いしました。
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