広島県地球温暖化対策地域協議会連絡会会長 青山範子さん VOL.1 

Coverage

FMはつかいちでは環境に優しい、地球に優しい取り組みを行っている企業・個人の方にお話をお聞きしています。

今回は広島県地球温暖化対策地域協議会連絡会会長、青山範子さんです。

環境に関する啓発活動に取り組む

青山さんは地球温暖化防止の活動推進委員として、学校で子供たちに省エネの話の授業をしたり、地域の人に省エネの方法について伝えたり、楽しくできる啓発活動を行っています。

長年、行政で環境に関する検査に携わったのち、地球温暖化対策に関わるようになり、その時に広島県の地球温暖化防止活動推進委員になったことから、ぐっとこの活動にのめりこんで今に至っています。

大人だけではなく、子供に向けての啓発にも力が入ります。
というのも、大人は「知っている」という思い込みから、例えば「クーラーの温度を一度下げてみましょうね。」と話してもなかなか行動に移せない方が多いのだとか。

それを子供が「学校で教えてもらったよ。夏休み、クーラーの温度を一度下げてみようよ。」と言うと、子供が言うならやってみようと挑戦してみるのだそうです。

子供から親への啓発が一番効果的と実感している青山さんは、まず子供に向けて伝え、親の省エネへの取り組みにつなげています。

環境や省エネに関わる様々な体験プログラムやイベントの企画

これまで多くの環境や省エネに関する体験プログラムやイベントを考案し、実施してきた青山さんですが、誰でもできるものとして二つご紹介いただきました。

ひとつは「エコクッキング」

食材を丸ごと使ってゴミを出さない調理をする方法としてスタートしましたが、青山さんが考えたのは、冷蔵庫の余った食材を使って作る「エコのみ焼き」。

使い残したキャベツや、数本ずつ余っているちくわやウインナー、その他使いかけのものを集めて刻んで、小麦粉で混ぜてお好み焼きにしてしまうというものです。

冷蔵庫の中の食材を無駄にゴミにするのではなく、食品ロスを減らすことができる上、焼くときに蓋をすることで光熱費削減にもつながります。

もうひとつは「保温調理」

カレーやシチュー、筑前煮や肉じゃがなど、時間をかけて火にかける必要のあるメニューを作るときの方法です。

調理し、5分煮込んだら火をストップ。

発泡スチロールやクーラーボックスの中に鍋を入れる、またはフリースの古いものなどでくるみ保温します。味は温度が下がる時にしみ込むので、ガスや電気を使う時間を減らし光熱費を節約できる上、おいしい料理に仕上がる一石二鳥の調理方法。時短料理は忙しい主婦におススメです。

周りに熱が逃げないため、夏場はエアコンの使用も抑えることができます。

 

親子でエコクッキングや保温調理に挑戦してみてくださいね!

FMはつかいちで放送されました

 

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