FMはつかいちでは環境に優しい、地球に優しい取り組みを行っている企業・個人の方にお話をお聞きしています。
今回は、マツダ株式会社法人営業部の茨木圭二さんです。
2020年、創立100周年を迎えるマツダ
1920年(大正9年)に創立され、2020年1月30日には100周年を迎えるマツダ。
戦争や原爆投下、オイルショック、リーマンショックといった様々な時代の荒波も、特に地元広島県民の皆様に助けて頂きながら乗り越えてきました。
1.カーライフを通じて人生の輝きを人々に提供します。
2.地球や社会と永続的に共存するクルマをより多くの人々に提供します。
3.挑戦することを真剣に楽しみ、独創的な”道(どう)”を極め続けます。
以上をコーポレートビジョンに掲げ、人々と共にクルマを通じて豊かな人生を過ごしていきたいと考え、未来においても地球や社会とクルマが共存している姿を思い描き、どんな困難にも独創的な発想で挑戦し続けています。
走る喜び~マツダが大切にしていること
マツダのブランドエッセンスは、「走る歓び」。
この「走る歓び」とは、単にクルマの走行性能だけでなく、
マツダを選ぶことが自信と誇りに繋がる。
マツダに乗るたびに新たな挑戦へ向かう活力が生まれる。
クルマだけでなく、マツダに触れる全ての場面が、動くことへの感動を呼び起こし、心がときめく。
これら全てがマツダが届けたい「走る歓び」であり、開発や生産、営業といった全ての社員が、この「走る歓び」をお客様に感じて頂くために、それぞれの業務において何をしていかなくてはならないのかを常に考え業務に邁進しています。
サスティナブル”Zoom Zoom”宣言2030で目指すもの
2017年8月に公表された「サスティナブル”Zoom-Zoom”宣言2030」。
これから10年後の2030年を見据えた技術開発の長期ビジョンで、美しい地球と心豊かな人・社会の実現を使命と捉え、クルマの持つ価値により、人の心を元気にすることを追求し続けるものです。
ここにあげた「地球」「社会」「人」というそれぞれの領域で将来に渡って様々なアプローチをしていくようにしています。
その中の「地球」領域のアプローチとして、クルマのライフサイクル全体を視野に入れて「Well-to-Wheel(燃料採掘から車両走行まで」の考え方に基づき、本質的なC02削減に向けて、企業平均CO2排出量を2050年までに2010年比で90%削減することを視野に、2030年までに50%の削減を目標としています。
CO2削減に向けた「ビルディングブロック戦略」
マツダ車のCO2排出削減・燃費向上の目標達成に向け「ビルディングブロック戦略」を採用しています。
現在日本を始め先進国では、電気自動車の声が大きくなっていますが、全世界のグローバル市場においてはエンジンと言われる内燃機関が自動車の主要な動力技術であり続けると予測され、内燃機関の徹底的な理想追及は引き続き重要であるとマツダは考えています。
この「ビルディングブロック戦略」では内燃機関の理想を追求し続けつつも、各国地域のエネルギー資源、規制、発電形態、インフラの整備状況などを考慮し、最適な制御技術や効率的な電動化技術を組み合わせ、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車などを商品化していきます。
その中のひとつの技術が「SKYACTIV-X」。
まず「SKYACTIV」というのは、
そして「SKYACTIV-X」のエンジンは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの特長を融合した新しいマツダ独自の内燃機関であり、優れた環境性能と出力・動力性能を妥協なく両立しています。
通常ガソリンエンジンというのは、スパークプラグで点火し混合気を燃焼させていますが、この「SKYACTIV-X」の技術は、混合気を薄くして圧縮させることで自然着火させています。
スパークプラグはありますが、着火の為でなく着火を安定させ、エンジンの回転を安定させるために活用しています。低回転から高回転まで常に少ない燃料で効率的な燃焼が可能であることがポイントです。
※プラグインハイブリッド自動車とは
家庭用電源で電池を充電できるハイブリッド車
お客様に支えられ、2020年マツダ(株)は100周年を迎えます
FMはつかいちで放送されました
取材・撮影協力:株式会社広島マツダ https://www.hiromaz.co.jp/
マツダ株式会社
住所:広島県安芸郡府中町新地3番1号
ホームページ:https://www.mazda.co.jp/
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